ネットワークカメラの基礎知識

ネットワークは、どういった構造になっているのでしょうか?

2017年06月27日 18時28分

レンズ部分・イメージセンサー部分・映像エンジン(回路)部分・圧縮出力経路部分・出入力端子部分・ボディーという感じです。
レンズは説明するまでもないでしょう。イメージセンサーは、映像を電気信号に変換する役割があります。映像信号は映像エンジンに送られます。
 
映像エンジンは、映像信号をデジタル変換して、さらに画質補正をかけます。
その映像データを圧縮回路に送ります。圧縮回路はデジタル信号を圧縮して送り出します。
形式はJPEGだったりH.264だったりします。これでインターネット配信ができるようになります。
 
まずは、レンズの種類を説明しておきましょう。
固定焦点レンズは焦点距離が決まっていますからズームはありません。小型のカメラが多いです。
可変焦点レンズ(バリフォーカルレンズ)ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自由に変化できるタイプです。
ピントの再調整が必要なタイプが可変焦点レンズです。ズームレンズは自動です。
 
魚眼レンズは180度または、それ以上の画角を持っている特殊な広角レンズです。
半球の視野が平面に撮影されます。映像面は歪みます。カメラの設置台数を減らす場合には使われます。
魚眼レンズを搭載したカメラですが、最近は360度全方位が撮影できるタイプが発売されています。
 
死角になるポイントが少ないことが特徴です。目立ちにくいスリムデザインです。
ホテル・ショップ・アパレル・レストランなどお客さまに不快感や威圧感を感じてもらいたくない業種や店舗に採用されています。
 
次にイメージセンサーを説明します。
ここはCMOS(シーモス)と呼ばれる電子ディバイスが使われています。
レンズからの映像を電気信号に変換する役割をします。ハイビジョンは1.3Mピクセルです。
4Kは超高画質の12Mピクセルぐらいまでが使われます。
 
次は映像エンジンを説明します。
イメージセンサーから出力されたものが映像のアナログ電子信号です。これをデジタル信号に変換するLSI回路が映像エンジンです。
 
このプロセスで輝度調整・コントラスト調整・HDR処理・色補正・ノイズ除去などの画質調整も処理されます。
機器の設定で解像度をフルハイビジョンからハイビジョンに変更したり、フレームレートを変更したりします。
動体検知できるインテリジェント機能を内蔵したタイプもあります。
時間によって採光状況や照明状況が変化する場所の場合は、HDR処理機能の性能が高いほうがいいでしょう。
 
動体検知について説明しておきましょう。
映像的に変化が発生した人物・自動車・ポスターだけを動体として検知して、異常発生とみなします。
警告灯動作・警報発報・メール通知と連動するシステムを構築でき、変化が発生した前後だけを録画するシステムもあります。
 
常に監視カメラの映像をモニターしなくても大丈夫です。異常発生に気付く時間が短縮される特徴があります。
追って録画データをチェックする場合も、異常が発生したときの映像を簡単に発見できます。
監視にマンパワーをかけられない場合や夜中の監視にもおすすめです。
 
最後に圧縮出力回路を説明します。
 
用途に合わせて最適化した映像デジタル信号をデジタルファイルに圧縮して変換します。
IPネットワークに合わせた信号で出力するLSI回路です。
マイク内蔵しているカメラの場合は音声信号も出力できます。